2017年03月10日

苦悩の力

日々の生活の中で起こりうる様々な苦悩、体調が悪くなるほどの苦悩に悩む


こともあるだろう。


「苦労は買ってでもしろ」という言葉がわが国では昔からあるけれど、


その苦悩を乗り越えてこそ精神力が備わり、他人の苦悩を理解する準備が


整ってくるのだろう。


しかしながら、自ら進んで苦労をする人はいないだろう。


できる限り苦労をしないように生きているつもりだが、気づけば苦労がそこ


にある。


そんなものである。


ではこの苦労を乗り越えるとはどういうことなのだろうか?


例えば難関学校の試験を受けて猛勉強したが不合格になった場合、すさまじい


苦悩が押し寄せる。


この苦悩を克服するには入学できた新たな学校で再び目標を見つけ勉強する


ことだろう。


では乗り越えられなかった場合はどうだろう。


絶望から、家に引きこもってしまったり、学校に行くことをやめて、街をふら


つき目標を持たず暮らすことだろう。


不思議なもので、苦悩の数が多ければ多いほど乗り越える力も増大していくと


いうことである。


まずは、小さな目標を見つけて何度も挑戦することが大切である。


そうすれば自然に苦悩は訪れる。


苦悩に陥ったときはチャンスだと思えば、楽しいものである。


小さな苦悩を何度も乗り越えて、大きな目標に挑戦する準備が我々には必要だ。




カモのようにコクのある人間になるか




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それとも笹カレイのような味のある人間になるか




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どちらも捨てがたい
posted by yasuo-eguchi at 09:00| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月09日

技術革新と雇用

全世界において言えることであるが、人類の技術革新によってこれまで、人間


が行っていた仕事の大部分は機械で行えるようになっている。


現代においても、このまま技術革新が進めば人間の雇用は失われるのではない


かとの懸念もある。


実際はどうだろうか?


事実、アメリカの農業人口は1世紀で全体の労働者の40%から2%に減少している。


農業だけで見ると95%減少していることになる。


しかしながら、全体の雇用は減少することもなく逆に増加傾向にあると言えるだ


ろう。


世間で騒がれている労働デモは仕事がないことを意味しているようにも見えるが


実際は中間層、いわゆるエリートと末端の労働者以外の一般的な層の雇用が失わ


れているのだろう。


例えば、銀行業務でいうATMがなかったころは窓口業務は大混雑によって、


多数の窓口を設置する必要性があった。


しかし、ATMの登場によって業務はより効率化され、窓口の人数は大幅に減少


した。


それと同時に銀行は大幅に支店を増やし、結局は雇用されている人数は増加して


いるのである。


また、これまでルーティーンで行われていた窓口業務はシステム化されATMに


代替されたが、現在での窓口業務は投資・相続・資産形成などの相談窓口に変化


したのである。


これはこれまでの窓口業務に従事していた人間では対応できない、経験とスキルが


必要されるようになったのである。


ようするに、銀行では管理能力と経験・高いスキルを持った人間とガードマンしか


必要なくなったと言えるのである。


まさに社会で一番多い層である中間層の仕事はなくなってきているのである。


わが国においては、大学への進学者が激増するなかで、中間層をより多く排出する


政策をとっているようにも見えるが、どうみても誤算ではないのだろうか?




かんぱち。




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香の物。




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和食が好きである。
posted by yasuo-eguchi at 08:45| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月03日

女性起業者の増加

毎年確定申告時期になるとあらゆるところで、起業したばかりの経営者たち


が初めての申告について税理士に相談に来る姿をみかける。


最近の傾向としては、女性の経営者が増えているということである。


また、業種としては美容関係が多いと言えるだろう。


エステ・ネイル・まつ毛パーマなど、サラリーマン時代に習得した技術を


活かして起業する人が多い。


さらに、こう言った雇用を伴わない事業を運営する人の数も増加している。


それは、まさにマンションと同じで人口減に反比例してマンションのドア数


は増加している現象によく似ている。


要するに、核家族化が進んでいるのと同じように雇用を伴わない事業スタイル


が増加しているのである。


しかし、こういった経営スタイルのデメリットは自分自身がすべての役をこなす


ために、それ以外の例えば、家事や育児などプラベートとの両立は困難である


ことだろう。


本人はできているつもりでも実際には本来必要なレベルまでプライベートの充実


は満たせていない。


また、メリットとしては雇用している人がいないためリスクが少ないと


言えるだろう。


しかしながら、実はこのメリットが後に事業の安定性を脅かすことになるので


ある。


いずれにせよ、こういったたった一人で実施する事業モデルは増やすべきで


はないだろう。


それは、社会保障や税金問題なども根底に含んでいる。




20年前に梅酒を飲んでみた。




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おいしい。




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posted by yasuo-eguchi at 08:25| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月01日

プロダクト経済からファイナンス経済へ

最近の若者たちの起業の傾向として、ものづくりや製造によって起業する


人たちの割合は驚くほど少ない。


その一方で、金融・投資・コンサルティングなどの分野で起業する人たち


が後を絶たない。


確かに、ここ半世紀の世界経済の発展と傾向もプロダクト経済からファイ


ンナンス経済へ移行していると言えるだろう。


また、これまで貸借対照表と損益計算書によって構成されてきた財務諸表


にもキャッシュ・フロー計算が導入され、営業活動よりも財務活動及び投


資活動に重点が移ってきているとも言えるだろう。


しかしながら、投資による利益は果たして日常生活を送るための収入すな


わち、米や水や食料を購入するための金を手にするための仕事として適当


なのだろうか?


また、それを生業として家族を持ち、子供を育てて行くことに弊害はない


のだろうか?


あくまでも私は投資家や資産運用で生計を立てている人たちを侮辱している


わけではなく、建設業や製造業に従事する人数ほどに投資家や資産運用で生計


をたてるひとが必要なのだろうか?


そして、現実的にそれは可能なのだろうか?


若干、20代でFX・不動産・株式・投資信託などで資産を運用し利益を得る。


またはそのような運用について資産家にコンサルティングを行う。


私からすれば、はっきり言って冗談のような人たちが大勢いることに驚きを


隠せない。


彼らは、スマートフォンを片手に人の話を聞き、これからはそういう世の中に


なると豪語する。


私はそうはなってほしくないのが本音だ。




花にしか出せない美しい色




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posted by yasuo-eguchi at 08:10| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月24日

人とのつながり

人とのつながりを持つということはめんどくさいことも多く、必要以上の


つながりは持たないという人も多いだろう。


しかし、人とのつながりを持たない人生を選択するとより一層、人との


つながりを持つことができなくなる。


朝起きてから夜寝るまでの間にどれほどの人間と会話したり、メールを


したり電話をしたりするだろうか?


テレビのように一方通行の発信は非常に楽であり、それに見ている人たちも


また、こちらからの一方通行である。


SNSはどうだろうか?


会話をできる機能も備えているが、自分のことを知らない誰かが普段の自


分の生活や価値観を見ることができる。


しかし、それを見たほうはその情報でその人を判断し、先入観を持つ。


インターネットの情報を信頼し行動を起こす人たちは驚くほど多い。


情報を一方的に配信し、それを一方的に利用できる世の中の弊害とは今後


どのように形で世の中にあらわれるのだろうか?


もしくは既に影響は出始めているのだろうか?




ソーセージ




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posted by yasuo-eguchi at 08:39| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月20日

企業の継続

企業が継続することの難しさを痛感している。


日本企業の象徴ともいえる家電関係企業の衰退はそう簡単に見過ごせる事態


ではない。


わが国の国力の低下を決定づけるとともに次世代への不安材料になることは


間違いない。


ここで、次世代を担う若者の目に何が写っているのだろうか?


人口は減少傾向にあって、現役世代はさらに減少していくことは明らかである。


政府は学費を援助する制度の構築を進めているが、果たしてお金がなくて学校


に行きたくてもいけない人はどの程度いるのだろうか?


勉強をする気もない人間が無理に大学まで進学することに意味があるのだろう


か?


時間とお金を無駄に浪費するだけではないだろうか?


さらに、大学への進学者を増やして管理者教育をしたとしても管理される人


たちはいるのだろうか?


お金がないから学校にはいけない。


立派な理由である。


それでも行きたいのであれば、特待生や別格の推薦で無料で進学すればいい。


進学しなくても学力がともなわないのであれば、諦めるかアルバイトして


いけばいい。


そんなに世の中自分の好きなことができる世の中ではないし、できる世の


中にもする必要ない。


時に必要以上の利便性や自由は命取りになる。





posted by yasuo-eguchi at 11:09| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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