それは、日々の生活の中での教育・情報・医療・居住環境・人権など最低限度
の生活がすべての国民に保障されるということなのだろうか?
では、日本はどうだろうか?
世界の中でもこれらの環境は限りなく整備されているのではないだろうか?
しかしながら、中国・インド・ロシア・南米をみるとどうだろうか?
一部の富裕層によって所得の再分配は実行されず、大半の国民は最低限度の
生活を保障されていないと言えるだろう。
例えば、これらの国に新たな政策や国の方針によって、所得の再分配が実施
されて多くの国民に生活の保障がなされたとき、わが国への影響はどのよう
なものだろうか?
少なからず影響は出るだろう。
国外への安い労働力の確保や食物などの輸入品にも大きく影響し、これまでの
生活保障が継続しにくい状況になるのではないだろうか?
ようするに世界中の人たちに最低限度の生活が保障される世界を実現するには
先進国での便利で快適な暮らしを見直し、少しばかり最低限度の生活が保障され
ていない人たちのために技術・教育・医療などの提供を実施すべきなのではない
だろうか?
社会の進歩はある一定の所得や経済発展を実現した国においてのりしろは少な
く、比較的のりしろがある後進国へ支援をしていくことが必要なのだろう。
このような難しい問題について考えるには私はまだまだ人間が浅いとつくづく
思うのでした。日々精進。
ハートランドビール。
麻婆豆腐。
紹興酒。
チャイナを満喫しました。