ネット上で多くの意見が入り乱れ、そのすべての意見は個性であると肯定され
ありとあらゆる意見が飛び交う。
本当にそうなのか?
世の中には個性では説明のできないこともあるのではないのか?
常識や道徳は忘れ去られ、物事の本質をとらえる能力のない者たちの無謀な言葉
があふれている。
SNSなどのコミュニケーションツールを自在に操り、あたかも多くの人とつな
がっていると錯覚している。
以前に比べて、文章を書く人たちは激減し、同時に読む人も激減している。
現代社会では自国の言語で書かれている文章ですら理解することができない。
個性は常識や道徳が身についている人たちが表現するものであり、また、そうある
べきなのである。
先進国として、繁栄してきた我が国の未来はどこへ向かうのだろうか?
本来、人間が持っている輝きはあらゆるツールの出現によって劣化していくだろう。