どういう意味なのか?
人生がうまくいっているということか?
それともお金を稼いでいるという意味なのか?
このような意味でこの言葉が使用されているとすれば今の日本ではこの言
葉通り、「勝ち組と負け組」の差は大きく開いているだろう。
毎日のように借金をしている人たちや莫大な税金がかかるという相談を受
けるが、まさに両者の相談内容は正反対である。
私は金融関係の方と仕事をする機会が多いが、大体の人はこの仕事はいろん
な人に出会えて楽しいという。
それは、銀行・保険会社・証券会社などの大きな看板があって、いろんな人と
出会うため、自分自身に責任もなく、それなりのおつきあいで仕事をするため
楽しいのだろう。
例えば、銀行にお金を借りているが、誰に借りているのかはわからない。
担当者でも社長でもない。
金融業界では、30歳にもなれは年収1000万に手が届く人たちも中には数
多くいる。
私は彼らにいつも言うが金融業界は「空虚な世界」と呼んでいる。
彼らは長く金融業界にいることによってしびれた足のように感情の感覚を失い
いつのまにか大きな間違いをおかす。
しかし、その間違いにも気づかない。
「空虚な世界」が生んだ犠牲者たちである。
世界は金融という業界に埋もれ、そして、蝕まれていく。
所詮は人間のなせる世界には限界がある。
地に足をつけて歩いてみることも時には必要だろう。
素足のままで…。